2023年1月14日土曜日

昨晩はセミナーの学生と、北京ダックの会。留学が決まった学生のお祝いを兼ねて。私は食べ飽きたので、1切れだけ「こうやって食べるんだよ」と見本。

コースで「毛沢東の愛した角煮」が出てきて、トウガラシをじゃんけんで負けた学生が食べて「辛い、辛い」って、アホ? 部活のノリで、さらにじゃんけんでニンニクもぜんぶ食べ、最後はラー油を飲み干していた。アホだ。

「何しに大学に来たの?」な学生をコントロールするのに必死で、「何のために大学にいるの?」な教員になるのはイヤなので、自分の人生を豊かにするためにも、私は私で成長を続けたい。やっといろいろ繋がってきたのにそろそろ定年とは、人生とは短いものだ。

第一言語(母語)は、聴く⇒話す⇒読む⇒書く、の順にそれぞれ膨大な時間を使って習得していく。「聴く」と「話す」で終わる場合も、時代や国によってはけっこうある。現代日本でも「話す」「書く」のレベルは、さまざま。「聴く」「読む」のレベルがさまざまだから、かな。

外国語は、ある程度この四技能が出来るようになってからやる場合、聴く⇒読む⇒書く⇒話す、になるかしら? 文字と発音の違い、とくに文になった時の「省力化」について、もっときちんと教えるべきだと思う。

昨日の授業ではさっそく、言語によって手の抜き方が違う、日本語は手を抜いても音節数は変わらないから、音節数が変わる英語や韓国語、音節数は変わらないけど声調が落ちて短くなる中国語は、慣れていないと聴き取りに苦労する、という話をした。

なぜ速く聞こえるのか、知っていて聴くのと知らずに聴くのとでは、真似して練習しようにも、効果が違うと思う。カンのいい人は、教えられなくても真似できるだろうけど。

ベトナム語は、語末子音で音を止めるのが多いけど、「o」のあとは舌で止めたあと、ご丁寧に唇も閉じたりして、次の音節と「絶対つなげないぞ!」みたいな感じで、おもろい。

〔上古漢語試讀〕《關雎》一讀(2009) - YouTube

120812 順孫版華夏雅言之唐音:李白『將進酒』中古音朗讀 - YouTube

中国历代语音变化 Phonetic Change of Chinese - YouTube

2023年1月13日金曜日

さぶっ。昨晩はうまく寝付けなくて、遅寝。目覚ましで起きた。中国ってやな国だなー、と気が滅入って悶々。

こんな暗いうちから起きて授業へ向かうが、1限は十数年ぶりのすさんだクラスで、おとといは新年早々、遅刻して入ってくるなり私語を始める学生が数人、げんなりした。同じ電車で到着してしゃべりながら教室へ来たのだろうか、その延長でちゃんと授業を受けていた学生に話しかけ、教室全体がザワザワ、うんざり。テストを返却しながら、ちょっと説教。すると話を割るように「相対評価ですか?」と聞いてきた学生がいて、笑う学生もいたが、「説教されてることも分からないんだね。。」

じつは朝、電車に乗っている時にふと気がついた。専門は古典文学だけどチャイ語教育も熱心なほうで、語言大では中級をどう教えているのか知りたくて生徒として授業受けたり、すぐバレて教師用のプログラムあるからと言われてそっちも受けたり、そこまでやる先生、他にいないのにね。テキストも自分で作ったし、韓国語を勉強したり、正月からはベトナム語も始めたり、私のほうは成長し続けているのに、学生は毎年18歳そこらの若い人たちで、だからこっちも若い気分でいられていいな、とプラスの面ばかり見ていたけど、大学に何しに来たんだろう、みたいな学生も相変わらずいて、マイナスの面もあるな、って。

そこまで言う頃にはみんなシュンとして聞いていたが、そういう学生の相手をするのがしんどくなってきた今日この頃。トシだな~、定年まであと少し、早く解放されたい。その前に、来年度のサバティカルが楽しみで仕方ない。

が、その前に、2限のクラスはマシだし、4限のセミナーは熱心だし、1限だって真面目な学生もいるので、寒いけどそろそろ準備して、出かけよう。

2023年1月12日木曜日

さぶっ。布団から出るのがつらい。日中は3月並みに気温上がって、夜はまた真冬並みに下がる予報。春の三寒四温になりつつある? 週末は雨も降るらしい。

ベトナムは漢字をやめて、識字率が今や95%というが、「何を読み書きしているのか問題」は、ある。日常の用や商売には足りるけど、難しい理論や学問もベトナム語でできるのかな? そこは漢文やフランス語やラテン語や英語で、🦆。

広東語も、映画やドラマを見る限り、どうしてああ騒がしくて暑苦しいのでせう? 人が多すぎるんだろうか?

喧噪  静寂

あなたはどっちが好き? 私はどっちもほどほどが、好き♪

「うすく何周か」は意識的に戦略として、やってます。ざっくり大枠をつかんでから、じっくりと。アウトラインを作ってから、細かく調べながら書く、と同じ。枝葉に入り込んで根本を忘れないように、とか。職業的に身につけた「わざ」ですニャ。論文では何を「書かない」か、捨てるのも大事。たまに査読でいろいろ質問や感想を言ってくる人がいるけど、それを追っていくと「論旨から外れていくので」とコメント返している。

ベトナム語は、漢字の発音を調べて、漢詩や宋詞をベトナム語の発音で読める、がゴールです。そのために初級テキストをやって、ベトナムの詩や歌を少しやって。で、おしまい。会話のための勉強や練習は、しない。次の広東語に行く予定。ベトナム語とかなり似ているようだけど、ベトナム語と違って漢字を捨てていないので、宋代の人たちが出身地の方言を抱えつつ官話を使う感じに、より似ているのでは?

韓国語は「外国語ってどうやって習得するの?」の実験で、チャイ語教育のためにやっていたから、いろいろ集めた教材や辞書、DVD、大部分を研究費で買ってます。(なので、やらずに捨てるのは気が引ける)

「これ、何に使うんですか?」とほとんど聞かないのが、うちの事務のいいところ。前に渾天儀の模型や易の道具を買った時も、「授業のためだと思うのですが・・」「ええ、『史記』のセミナーで使います。文献だけだと分かりづらいので」「はい、了解です!」で終わった。

で、韓国語は独学だったので授業とはちょっと違うが、テキストで発音と文法の知識を得たあとは、読物で語彙や言い回しを増やす。音声を聴きながら音読して、知識が「身につく」までトレーニング。まずインプットで、同時に少しずつアウトプットも。短い日記を書いたり、ブツブツつぶやいたり。

文字と発音は違う。書き言葉と話し言葉は違う。会話では「省力化」が起るが、言語によってどこを「手を抜く」のか、違う。日本語は「母音を無声化する」し、英語は「弱音化したり、語末子音が次の音節とくっつく」し、中国語は「声調が抜ける」ので、速く聞こえる。速く話すために消えたものがあって、「聞こえないんじゃない、言ってないんだ!」になる。

原則として「音節=子音+母音」がどの言語でも安定するようで、日本語はそのために「足す」傾向がある。「国(kok)」に「u」を足して「コク」、「king」に「u」を足して「キング」みたいに。もとの1音節が、2音節や3音節に増える。でも英語や韓国語では、足さずに「消す」傾向があり、文になると音節数は減る。なので、単語を日本のカタカナ読みで慣れてしまうと、文の聴きとりが難しくなる。

2023年1月11日水曜日

こんばんわ。授業のある日の夜間中途覚醒、身体に堪えるわ。お昼寝しよ、晴れたら研究室はポカポカ♪

黄緑のベトナム語テキスト、いちお最後までテキスト見ながら聴いた。ふつうスピードで110分。約2時間はベトナム語の勉強しまちた、ということだ。うすく何周か、しよう。

「被修飾語+修飾語」がちょいちょい入るから混乱するけど、基本はSVOでチャイ語と同じなので、文法はやはり簡単だと思う。活用しないし。チャイ語と同じく「文法より語法」みたい。

ベトナム映画をちらっと見たけど、言葉も風景も人物も、全体的に暑苦しい。実際、行ったら暑いと思う。ハノイには四季があるらしいけど。

中国が、入国者の隔離を8日から止めたと思ったら、10日から日本人はビザ発給無期限停止で、ああそうですか、ならベトナムへ、韓国へ、という気にもならず、長崎にでも行ってみるかな? 明楽(みんがく)を伝えた魏氏は北ベトナムを拠点に貿易で富を築き、のちに長崎に定住したのだった。

2023年1月10日火曜日

夜更かし、ねぼー。風が強い?

昨日は上海人娘が遊びにきたので、日本のお正月らしく「書初め」「坊主めくり」「すごろく」をして遊んだ。ちかれた。父親は大小エスプレッソ(実はモカ)メーカーで、珈琲を淹れてくれた。豆を手土産にくれたので、今朝は久しぶりに挽いて飲んでいる。ふつーにドリップ式で。

ベトナム語の衝撃!の語順ですよね。年月日も「日・序数詞・1(ついたち)」「月・1(いちがつ)」という具合です。2023年は「年・2・1000・0・100・2・10・3」ですね。「年」「月」「日」を先に言ってから数字(これは漢数字と同じ。ゼロも「0」と入れるけど)。

規則性はあります。数が十進法なだけでも、助かる。漢字文化圏、万歳!

漢字+ベトナム漢字(13世紀頃に考案された「字喃(チューノム)」)のほうが、見た目は分かりやすかっただろうけど、広東語と同じで発音が分からなくなるから、外国人にはどっちが学びやすいでしょうかねー。

アルファベット表記の「チュークオックグー」(フランス統治時代に考案された)を公式の文字に採用してから、今や識字率は約95%らしいです。まだいる5%どうしたの?、とも思うけど。

英語の発音はシラブル単位で。

呪文のような英語が日本語のようにハッキリ聞こえる・特殊な音読トレーニング - YouTube

2023年1月9日月曜日

昨日のは、3番目の「少し下がってから最後に上がる」の「上がる」が私には聞こえないんですが、文中に入れば多少は「上がる」感じが分かります。4番目は「喉を詰めて終わる」ので、ピトッと止まって、次の音にくっつきません。

ほかにも子音で終わる「入声」がたくさんあって、唐詩の時代はこんな感じだったんだろう、と想像されます。いまのチャイ語は入声がないので、とても参考になるのですニャ。

なので、諦めずにベトナム語も少しやる予定。昨日の黄緑テキストが、とても良いです。ゆっくりスピードとふつうスピード、別々のフォルダにまとめて入っているので、ふつうを聴いてゆっくりでシャドウイング、みたいに使えると思う。CDじゃなくダウンロードだから、こんな贅沢ができる。まずはこれを何周かして、と。

『28言語で読む 星の王子さま』のベトナム語を見たら、もともとベトナム語に声調はなくて、語末子音が消滅した代わりに出来たのだそう。なので隣のカンボジア語(同系統)には声調がないんだって。奥が深い、深すぎる。。

修飾語が後ろに来るのは、混乱の極みです。「この・お茶」も「お茶・この」の順だし、「これ・より・小さい・サイズは・あり・ますか?」は「ある・サイズ・小さい・より・これ・ない?」になるんだって。「名詞+形容詞」だけじゃないみたい。

ま、慣れればなんとかなる気がする。こぞって「文法は簡単」と言うんだから。

2023年1月8日日曜日

これでダメなら、諦めよう!


で、声調は諦めた。「下がって最後に少し上がる」声調が、どうしても「下がるだけ」に聞こえる。違いが分かりやすい他のテキストでも、文になると「最後に少し上がる」部分はほとんど聞こえないので、チャイ語の第3声みたいに、とくに強調しない時には「上がる」は消えてしまうのかも知れない。

母音についている特殊記号は、「月・傘・ヒゲ」ではなく、「皿・帽子・ヒゲ」になっている。二重母音や子音の説明は、分かりやすい。文法の説明はもっと分かりやすい。文の下に、単語の訳が書いてあって。

Tôi  là  người  Nhật.
私 である 人 日本(日)

この例で分かるように、語順はSVOで、チャイ語と同じ。だが「被修飾語+修飾語」になるのが、決定的に違う。むっちゃ混乱しそう。日本語・英語・韓国語も「修飾語+被修飾語」だし。

品詞としては、人称代名詞がやたら多い(日本語やチャイ語も同じ)のと、類別詞というのがアホみたいに多いらしい。「イヌ」の前に「動物ですよ」、「医者」の前に「人ですよ」という具合に、分類を表わす言葉を付けるそうな。漢字をやめちゃったし、同音異義語が多いので、類別詞は便利なの鴨。

ざっくり理解したら、歌をいくつか覚えて、音やリズムの雰囲気がわかれば、いいかな。

Tiếng   Việt   khó   lắm.
語 ベトナム〈越〉 難しい とても

私が絶望したのが、これ(↓)。


3番目と4番目の違いが、分からない。。
(音声ファイルを貼るのが面倒そうなので、パワポでビデオ作りまちた)

文になったら、「少し上がる」が聞こえる。ゆっくりだと聞こえないけど、ふつうの速さだと次の音に行く時に、若干上がっているみたい。喉を詰めないので、そうなるのかな? 喉を詰めるほうは、音が繋がらないので「上がる」部分が無い。・・ってことでよろしい?(←諦めてなかった!)