2026年4月29日水曜日

祝日だけど、授業日。GWも冬休みも、どんどん短くなる。代わりに夏休みが長い。がんばろ!

「幽蘭」は、打譜という手法で復元演奏されている。文字譜にしろ減字譜にしろ、楽譜にすべて書かれているわけではないので、音を足したりテンポを考えたりしながら、演奏する。「伝承が失われた曲」について行うが、逆を言えば、「伝承されている曲」が流派ごとにある。

私がおさらいした「古怨」も楽譜(少ないけど)によって違うし、VCD付きの入門書で「平沙落雁」を3種載せているものもあった。VCDで容量が限られているので、基本の指法の模範だけで長い曲は収録されていなかったが、基本練習が終わったら「あとは先生と対面で習いなさい」かも知れない。

琴曲の「幽蘭」に、太鼓や鈴(神楽鈴みたいな)を加えて唐代風の衣装と化粧で演奏しているグループがあったが、白石君の作った詞(簫で使う工尺譜が残っている)には琴を足して、宋代風の衣装と化粧で演奏している。椅子とテーブル(琴卓)になっているところも、さすが。唐代までは正座や胡座、宋代からは椅子の生活様式なので。

最浪漫的合奏方式:琴与箫Guqin&Xiao|宋曲《鬲溪梅令》Touching music played by Guqin and Xiao ensemble | 自得琴社 - YouTube

同じ曲を1人で琴を弾きながら歌うと、こう。

古琴弦歌《鬲溪梅令》Chinese Guqin music | 聆聽宋代文人的吟唱 | 詞調音樂 |

手元を見ていると、音程をとるだけなら、簫の工尺譜から琴を弾くのは、慣れるとけっこう出来そう。「幽蘭」を練習していたシンガポールにいた人が、こんな動画も上げていた。右手だけで、簡単な曲が弾けるから、気軽に琴をやろうよ、って。琴の正調って、ミシ抜き音階?

#52【古琴】10年前の私に言いたいこと Back to 10 years ago 加油!十年前的我!

唐代の燕楽の琵琶から、宋代の詞の琴へ。楽人(楽団)の曲から、文人(簫との合奏あり)の曲へ。西域からきた新しい琵琶から、中国古来の琴への回帰。なぜ簫も? 琴は文人のたしなみ、簫(洞簫)は道士の修養。書は王羲之を手本に。王羲之も道教を信仰していたし。これが白石君(蘇軾や黄庭堅は仏教のほう)。

おさらいしながら、あれこれ動画を見ながら、コメントでやりとりしながら、考えた。楽しい♪

そういえば、琴歌はあるけど、簫歌はない。当たり前だ。簫を吹きながら歌うことは出来にゃい。白石君は、簫で作曲して、琴を弾きながら歌ったのでせう。

中国のロボットダンスを見たけど、同じ規格のロボットが同じダンスをしても、面白くない。そろって当たり前だから。人によって解釈が違う、表現が違う、だから面白い、という世界。王羲之の「蘭亭集序」の臨書でさえ、けっこう書き手の個性が出ていて、そっくりなようでそうでもない。それでいい、という価値観。人間はふぞろいで、それでいいじゃない? ダメ? ダメか~、それは窮屈だな。

6 件のコメント:

  1. 学部を増やしすぎたから? 教室は足りないし、試験期間や入試期間は長くなりました。土曜も授業はあるので、週休1日だし。

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  2. 月曜に回している祝日のせいで、「月曜とみなして」授業する曜日があるので、広い意味では「週休2日のシワ寄せ」もありますね。

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  3. お疲れ様〜。
    がんば!

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  4. そろえる仕事を長年してきましたが、ふぞろいでよいと思います。

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  5. 10年前、、を見ると、右手だけでも弾けるのですね。弾いてみたくなった、、😄
    中国の笛、長いですね!

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